9月に入り気持ち?涼しくなってきた気がしますが、まだまだ日中は暑い日が続いていますね。
皆さま夏バテ気味ではありませんか?
夏バテの考えられる原因は以下の事が考えられるといわれています。
1.室内外の温度差による自律神経の乱れ
・温度差は体力を消耗します。
・冷房の効きすぎた部屋にいるとそのストレスから自律神経がうまく働かなくなる。
・自律神経の変調が胃腸の不調や全身倦怠感、食欲不振から夏バテを引き起こします。
2.高温多湿の環境による発汗の異常
・高温多湿の環境が続くと、汗の出口周辺が詰まり発汗が困難になることがあります。そのことによって、体温調節がうまくいかなくなります。また、長時間直射日光の下にいると発汗が過剰になり体面の水分が不足し夏バテを引き起こします。
3.熱帯夜による睡眠不足
・熱帯夜によって寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなって睡眠不足に陥ることがあります。
・睡眠によって疲労回復ができず、疲れがたまってしまい夏バテを引き起こします。
次に、夏バテにより引き起こされる症状について
1.全身のだるさと疲労感
・夏バテの代表的な症状です。なんとなく体がだるく、疲れが取れにくい日が続きます。また、暑さによって睡眠不足になることも少なくありません。それによって、さらにだるさや疲労感が増すという悪循環に陥ることもあります。
2.食欲不振
・自律神経の不調によって、消化器の機能も低下し食欲不振に陥り、体に必要なエネルギーやビタミンの不足を招くことがあります。それによって、だるさや疲労感が増したり無気力が増幅します。
夏バテが引き起こす疾患
1.夏風邪
・特徴は、冬の風邪と違って、咳や痰はあまり出ないことが多くのどの強い痛みと下痢を引き起こします。それに加え、微熱が2~4日間続き全身がだるく倦怠感があります。汗をかきやすいので、脱水への注意が必要です。
2.夏バテの影に隠れていた疾患があらわれる
・夏バテで体力を消耗すると、食欲不振や不眠、疲れなどの影に隠れていた疾患が進行して、悪化する恐れがあります。夏バテが長引くようなときは細心の注意が必要になります。
最後に、対処法について
1.食事の工夫やツボの刺激で疲労回復
・食欲がないときは、食欲増進、疲労回復効果がある辛い物や酸味のあるものなど趣向を変えて食べてみましょう。
またお風呂に入った時に、足の裏の人差し指と中指の骨の間で、少し窪んだところにある湧泉(ゆうせん)というツボを押すと、自律神経の働きが高まり疲れも早く取り除くことができます。
2.市販の薬を使う
・食事だけでは、必要な栄養がとれなかったり、疲労感が続くいうときには市販の薬を服用してみるのも一つの手段です。ビタミンB1,B6.B12が配合されたビタミン剤や栄養を補給するドリンク剤を活用してみましょう。
3.病院で診察を受ける
・症状が重くつらいときや夏バテが長期間続くときは、重い疾患が隠れている場合もあるため、近くの医療機関で診察を受けましょう。