🐧在宅医療に役立つLIVEセミナーが催されたので、スタッフと一緒に参加してきました。
ひとつ目の公演は、上記の写真にもあるように、在宅における診療報酬改定について
でした。今まであまり診療報酬について勉強する機会もない環境で仕事をして、外来勤務
経験があったので講演を聞いてる間も「なんとなく分かるなぁ」という状況でした。
詳しく解説をして頂き、「そこはそういう意味なのか」「違う方向でとらえていた」と
いうことに気づき、学ぶことができました。
医科分野での講演でしたが、在宅医との連携を図るには学んでおかなければいけない
事だと認識できました。
また、二つ目の演題の認知症については、大規模デイや訪問看護でも認知症の方と接する
事が多く、「認知症は理解できている」と自分では思っていました。
認知症が起こり得る、疾患・病態生理・治療法・対応方法(コミュニケーションの図り方
など)を詳しく、 分かりやすく講演して頂きました。
「今までの解釈の仕方で間違っていなかったな」「そういう風に対応すればいいんだ」
など再確認する事ができました。
お客様をそれぞれの“個人”(性格・症状・バックグランドなどを含め)として理解を
深めていくことが重要と考えます。⇐この事は認知症の方に限らずですが…
スタッフがその“個人”を理解しておらず、お客様やご家族に接する事で不信感などに
つながりかねません。
そのことから、訪問看護介入が難しくなるなどして、在宅サービス全般に影響を及ぼす
可能性が高いです。
上記のような状況を生まないよう、今後も認知症・在宅医療というものを深めていく
必要があると考えました。
今回、講演して頂いた数井裕光先生より、「ちえのわnet」に認知症ケア体験の投稿を
お願いしますと依頼がありました。
認知症の方の行動・心理症状(BPSD)に対して行った対応法の情報を集められ、
その情報からBPSD・対応法・奏功確率などを公開されます。
その有効な結果の対応法を参考に、日々のケアに役立てられれば少しでも
介護の負担軽減につながる。とのことでした。
私達も少しでも症例件数の増加につながるよう、協力していこうと思います。