~風邪とインフルエンザ~

thgh8kcr8b 今回は、風邪とインフルエンザについてポイントをお伝えしようと思います。

1.風邪の症状

 くしゃみ・鼻づまり・鼻水・咳・のどの痛みなど局所症状。

比較的軽く、3日以内、長くても1週間程度で治ります。熱はないか、出ても37~38℃くらいです。

2.インフルエンザの症状

 発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・倦怠感などの全身症状がいきなり現れるのが特徴で、多くの場合激しい咳をともない、鼻水は後から続きます。症状は重く、感染から1~2日の潜伏期間をおいて3日目頃から急激に悪化。熱は40℃前後に及ぶこともまれではありません。

〈風邪をひく理由〉

 風邪の原因の9割以上は、細菌よりもさらに小さなウイルスです。

このウイルスが鼻やのど、気管など呼吸器の粘膜にとりついて増殖し始めると、くしゃみ、鼻水、のどの痛み、咳・痰などさまざまな症状が引き起こされます。

〈インフルエンザの流行する理由〉

 大規模な流行を起こすのは、感染力の強い、A型・B型です。インフルエンザウイルスは、空気中に漂って、長時間生存することができるので、ウイルスがいる空気を吸い込むだけでも感染してしまいます。

〈予防法〉

風邪…丁寧なうがいや、石けんを使っての手洗いが効果的です。

インフルエンザ…ウイルスがいる空気を吸い込むだけでもうつるため、効果は限定されますが帰宅後すぐの手洗い・うがいは大切です。      

インフルエンザワクチンの予防接種は、小中学生から大人までの年代なら、7~9割の確率でインフルエンザの発症が抑えられます。乳幼児と高齢者は、この確率から5割以下と低くなりますが、特に高齢者の場合、重症化や応身施設などでの集団感染を防ぐなどしてインフルエンザに係わる死亡の8割を阻止する効果があるといわれています。

風邪もしくはインフルエンザにかかってしまったら、、

〈対処法〉

 風邪…安静にし、体力を温存すること。部屋は、20~25℃くらいにし、加湿器などで保湿するといいでしょう。十分な水分と、たんぱく質やビタミンC,B群の豊富な食事をしっかりとることも大切です。

 インフルエンザ…罹ったと思ったら、すぐに医師の診察を受けてください。今は医師が処方する薬にはウイルスに直接効くものがあります。インフルエンザの症状は、市販薬には手に負えないうえ、悪くすると肺炎になる恐れがあります。

今、インフルエンザが流行しているため私たちも予防に努めたいと思います。皆様も、お気をつけてお過ごしください 😉